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【業者か自分か】ガラスコーティングを自分で施工する手順と失敗の型

ガラスコーティングを自分で。業者に頼むか、自分で塗るか。業者との違い、下地づくり、塗り方、施工後の洗車。 自動車整備

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洗車は自分でしているけれど、ガラスコーティングは業者に出すか自分で塗るかで迷っている。そんな人に向けて書きました。

結論から言うと、自分で塗ること自体はできます。ただ、仕上がりを左右するのは、塗る作業より前の下地づくりです。

現役の自動車整備士の私が、剤のメーカーが公開している施工の手順と、カー用品店の料金表を2026年10月22日に読んで、書かれている事実をもとに整理しました。

例にした剤は、施工の手順を公開しているゼウスクリアです。日本コーティングが作り、日本ライティングが売っているので、この記事では2社をまとめてメーカーと書きます。

業者に頼む場合との比べ方、下地づくり、塗り方、失敗しやすいところ、施工したあとの洗車までを順に書いています。

先に結論:自分でできる範囲と、業者との違い

この記事で扱うのは、洗って下地を整え、剤を塗って拭き上げるところまでです。

塗装の細かいキズを機械で磨いて消す作業(ポリッシャーでの研磨)は、道具と慣れが要る作業です。メーカーのブログは、磨きにはある程度の熟練がいるものの、基本を押さえれば一般の人でもできると書いています。

そのうえで、メーカーの商品ページのよくある質問では、磨かずにそのままコーティングして問題ないと答えています。磨けば小キズは消えるものの、コーティングの働きは変わらないという説明です。

同じよくある質問は、洗車キズなどの小キズが目立つなら、磨いてから塗るほうがきれいに仕上がるとも書いています(シラザン50の商品ページ)。

私は整備士で、塗装を磨く職人ではありません。キズを消す研磨はこの記事では扱わず、そこまで求めるなら業者の下地処理のオプションを見てください。

自分で塗る剤には、大きく分けて2つの形があります。

  • 塗り込み型:小さなスポンジに液をつけ、区切った範囲ずつ塗っては拭く
  • スプレー型:クロスに吹きつけて塗り広げ、乾いたクロスで拭き上げる

自分で塗るのが向いているのは、洗車を自分でしていて、晴れて風の弱い日に時間の余裕を持って作業できる人です。

キズまで消してから仕上げたい人や、作業の時間を取りにくい人は、業者に頼むほうが合っています。

業者に頼むか、自分で塗るかの比べ方。業者に頼む、イエローハットの例。費用は軽自動車で27,500円(税込)、3年の施工証明がつくコース。持ちは、施工証明の期間が3年で、1年ごとの定期メンテナンスで続く。手間は、店での作業が約2.5時間で、乾燥の1〜6時間は別。自分で塗る、ゼウスクリアの例。費用は剤のキットが9,900円(税込)から、水アカ落としなどのクリーナーは別。持ちは、メーカーの表示が3年で、定期的な手入れが前提。手間は、洗車・鉄粉・水垢・脱脂の下地づくりから自分で。キズまで消して塗るなら業者のコース、下地を自分で整えるなら自分で塗る。金額と表示は2026年10月22日に各社の公式ページで確認。

業者に頼むか、自分で塗るか(費用・持ち・手間)

同じ「ガラスコーティング」でも、業者のコースと自分で買う剤とでは、費用と持ちと手間の出方が違います。表は、公式のページに書かれている数字だけで作りました。

項目 業者に頼む(イエローハットの例) 自分で塗る(ゼウスクリアの例)
費用(税込) 軽自動車で27,500円、ノアやCX-5の大きさで37,400円(3年の施工証明がつくコース) 剤のキットが9,900円から(水アカ落としなどのクリーナーは別)。スプレー型のMサイズは通常価格11,000円(鉄粉取りのねんどは別)
持ちの目安 施工証明の期間は3年。1年ごとの定期メンテナンスで続く メーカーの表示は3年(スプレー型は3年以上)。定期的な手入れが前提
手間 店での作業は約2.5時間。乾燥の1〜6時間は別 洗車・鉄粉・水垢・脱脂の下地づくりから自分で
キズを消す磨き 下地処理のオプション(軽い研磨は軽自動車で8,600円の追加から) 磨かずに塗ってよいという案内。磨くならポリッシャーの慣れが要る

業者の金額は、イエローハットのボディコーティングのメニュー比較表にある「プラチナZ」というコースです。車の大きさで金額が変わり、ほかの業者ではコースも金額も違うので、頼むなら近くの店で見積もりを取ってください。

自分で塗る側の金額は、ゼウスクリアの販売元(日本ライティング)の公式ストアの表示です。値引きの時期があり、表示は変わります。

差額だけで決めず、「キズを消してから塗りたいか」と「下地づくりに時間を割けるか」の2つで選んでください。

塗る前の下地づくり(洗車・鉄粉・水垢・脱脂)

コーティングは、塗装の上に残っている汚れごと覆ってしまいます。剤のメーカーも、水ジミを落とさずに塗るとそのまま閉じ込めてしまい、きれいに仕上がらないと書いています。

洗車は、水で砂を流すところから

最初は水だけをかけて、砂やホコリを流します。いきなりスポンジでこすると、ボディの上の砂を引きずってキズをつけるからです。

洗う順番と道具は、洗車の順序の記事にまとめています。ここで書くのは、コーティングの前に変わるところです。

塗る前に、ボディの3つを見る

整備士として車を預かる側から言えるのは、ボディの状態が1台ずつ違い、それで下地の手間が変わるということです。

洗って水気を拭いたら、次の3つを確かめてください。

  • 手でなでてザラつくか(鉄粉が刺さっている)
  • 白い輪じみや水あかが残っていないか(雨ジミ・水垢)
  • 前にワックスやコーティングを塗っているか(扱いはすぐ下で説明)

ザラつきも輪じみもなければ、鉄粉取りと水垢落としは飛ばして、最後の洗車と脱脂に進めます。

前に塗ったコートの扱いは、シラザン50の商品ページのよくある質問に案内があります。ワックスなど、ガラスコーティング以外のコートは、付属のシャンプーでしっかり洗って落としてから施工する、という答えです。

ディーラーなどで塗ったガラスコーティングの上に重ねるなら、雨ジミのクリーナー、洗車、脱脂の順で下地を整えるよう書かれています。

鉄粉は、ねんどで取る

洗ったボディを手でなでてザラザラするなら、塗装に鉄粉が刺さっています。ソフト99の洗車の案内では、お菓子の包みの透明なフィルム越しになでると分かりやすいとしています。

鉄粉は、ブレーキをかけたときや、電車の線路のまわりなどで空気中に舞うものです。普通の洗車では落ちません。

取るのは、ねんど状のクリーナーです。水を流しながら軽く滑らせ、黒く汚れた面は内側へ練り込んで、きれいな面で続けます。

ソフト99は、炎天下やボディが熱いとき、風の強いときには使わないよう書いています。地面に落としたねんどは使えません。

塗り込み型のキットには鉄粉取りのねんどが入っていますが、スプレー型のセットには入っていません(ねんど状クリーナーは下で紹介)。

ボディの下のほうに付く黒い粒はピッチタールで、ねんどでは落としにくいとメーカーのブログは書いています。専用のクリーナーで溶かして落とします。

水垢と雨ジミは、塗る前に落とす

白い輪じみが残っているなら、水アカ落としのクリーナーで落としてから進みます。

剤のメーカーは、初めてなら比較的安全なコンパウンド配合の市販品を選ぶようすすめています。濃い薬剤は、使い方を誤るとボディにも人にも害が出るという理由です。

再塗装した車にコンパウンド入りのクリーナーを使うなら、先に修理した店へ確かめてください。

クリーナー類は、樹脂やゴムの部品に付けないようにします。溶剤で白く変わることがあるためです。

もう一度洗って、水気を取ってから脱脂する

鉄粉と水垢を落としたら、もう一度シャンプーで洗って、使った薬剤を流します。この2回目の洗車には、セットのシャンプーを使うのがメーカーの手順です。

シャンプーは、剤によって案内が違うところです。スプレー型のシラザン50は、市販のカーシャンプーではなく、付属の専用シャンプーを使うよう案内しています。

塗り込み型のキットの案内は、最初の洗車ならワックス成分の入っていない市販のカーシャンプーでもかまわない、という形です。

泡が残ると、剤がボディにつく力のじゃまになります。ドアハンドルのまわりのような動く部分は泡がたまるので、そこまですすいでください。

水気が残ると、塗ったあとにすき間から垂れてきて、その筋が変色します。ドアやトランクを開け、ドアハンドルのまわりやバンパーとボディの境目まで拭いてください。

すき間の水は、エアで吹き飛ばすのが早道です。エアの道具がなければ、息を強く吹きかけるだけでもかなり違うとメーカーは書いています。

油分を脱脂剤で拭き取る

水気を取ったら、洗車で落としきれなかった油分を脱脂剤で拭き取ります。脱脂したあとは、その面を素手で触らないでください。

スプレー型のシラザン50は、付属のシャンプーと剤そのものが脱脂の役目を持つと、施工方法のブログに書かれています。セットに脱脂剤は入っていません。

ガラスコーティングの施工の手順

ゼウスクリアの塗り込み型とスプレー型の公式の手順を照らし合わせ、共通する流れを5つの工程にまとめました。

ガラスコーティングの5つの工程。1、洗って、鉄粉と水垢を落とす。最初は水だけで砂を流す。2、水気を取って、脱脂する。すき間の水はエアで飛ばす。3、小さく区切って塗る。炎天下と、風の強い日は避ける。4、すぐに、乾いた面で拭き上げる。角度を変えて、ムラを見る。5、濡らさずに置く。時間は剤の説明書どおりに。失敗しやすいのは、拭き残しと垂れた水の跡。
  1. 洗って、鉄粉と水垢を落とす(最初は水だけで砂を流す)
  2. 水気を取って、脱脂する(すき間の水はエアで飛ばす)
  3. 小さく区切って塗る(炎天下と、風の強い日は避ける)
  4. すぐに、乾いた面で拭き上げる(角度を変えて、ムラを見る)
  5. 濡らさずに置く(時間は剤の説明書どおりに)

作業する日と場所の選び方

屋根のない場所でも施工はできる、というのがどちらの剤の商品ページのよくある質問の答えです。そのうえで、真夏の炎天下は避けて朝方や夕方に作業するよう案内しています。

ただ、同じ公式ストアでも、シラザン50の紹介ページは別の案内です。夕方以降は冷え込みで夜露が付くおそれがあるとして日中をすすめ、直射日光の下や熱を持ったボディへの施工は避けるよう書いています。

2つの案内を合わせて、厳しいほうに寄せるとこうなります。日陰か日差しの弱い時間に始め、塗ったあと2〜3時間は雨にも夜露にも濡れないうちに終える。

夕方から始めるなら、屋根の下でない限り夜露に気をつけてください。

砂ぼこりが舞うほど風の強い日は、ボディに砂が付いてキズの元になるので、やめておきます。黄砂が飛ぶ日も同じです。

雨の予報が出ている日も避けてください。

塗り込み型の塗り方

付属のスポンジの白い面に7〜8滴をつけ、パネルの4分の1くらいの小さな範囲ずつ塗ります。塗ったらすぐに拭き上げて、次の範囲へ移ります。

このキットのボディ用の剤は、ゴムとガラスには使えません。開けた剤は空気中の水分と反応して固まり始めるので、残しておけない点も覚えておいてください。

量の目安は、Mサイズで軽自動車に約半分、普通車に3分の2ほど、大きい車はLサイズで3分の2ほどとメーカーは書いています。

スプレー型の塗り方

シラザン50は、セットの液を全部、説明書どおりにボトルで混ぜ、混ぜてから6時間以内に使い切ります。半分だけ残して使うことはできないという案内です。

セットに入っている手袋とマスクは着けて作業してください。

メーカーがすすめるのは、付属のクロスに吹きつけてから塗り広げる方法です。風で飛び散ったり、乾いてムラになったりするのを防ぐためと案内されています。

ボディに直接吹きかける方法も、施工方法のブログに載っている方法の1つです。

クロスは2枚に分けると、拭き残しを減らせます。1枚で塗り広げ、もう1枚の乾いたクロスで拭き上げる使い方を、メーカーのブログがすすめています(予備のクロスは下で紹介)。

剤がゴムの部分に付いたら、タオルで拭き取るよう案内されています。

混ぜる前の剤は、A液・B液・硬化促進剤を未開封のまま冷蔵庫に入れておくと約1年もつという案内です。キャップを一度でも開けると反応が始まります。

失敗しやすいところ(メーカーの注意書きから)

ここに挙げるのは、剤のメーカーが説明書やブログで注意している点です(拭き遅れの例だけ、ソフト99の窓用撥水剤の案内を借りています)。私が自分で塗って失敗した話ではありません。

拭き残しのムラ

拭き残しは、正面からは見えず、下から見上げると見えることがあります。塗ったら角度を変えて、光にすかして確かめてください。

スプレー型は、施工から30分以内に気づけば、剤を吹きつけ直して拭き上げることで直せるとされています。

垂れた水の跡が変色する

すき間から垂れた水が塗った面に流れると、その筋が色の変わった跡になります。

すぐに拭き取って塗り直せば戻せますが、気づかずに固まると、磨き直しからのやり直しです。下地づくりの最後の水気取りが、ここで効いてきます。

固まる前に雨や夜露に濡れる

濡らせない時間のうちに濡れると、その部分が白く変わるなどのムラになり、水滴の跡が残ることもあるとメーカーのブログは書いています。

濡れたら、すぐにきれいなクロスでやさしく水分を吸い取ってください。跡が残ったときは、磨いて落としてから塗り直すことになります。

拭き遅れて固まる

塗り込み型は、塗った範囲をすぐに拭き上げるのが手順です。広く塗ってから戻ると、拭くまでの時間が延びます。

窓用の撥水剤の例ですが、ソフト99の洗車の案内には、塗ったまま直射日光の下に1時間置いて固まり、拭き取れなくなった写真が載っています。

鉄粉や水ジミを閉じ込める

下地に残した鉄粉や水ジミは、膜の下に閉じ込められて仕上がりに残ります。塗る前に手でなでて、ザラつきと輪じみがないかを確かめてから進んでください。

剤の選び方と、キットのほかにそろえるもの

持ちの表示は、剤によって月の単位から年の単位まで違う

「ガラス」と名の付くコーティングでも、中身は1種類ではありません。

シュアラスターは、洗車後に吹きつけて拭くシリーズの膜を「ガラス系コーティング被膜」と呼んでいます。手軽に吹きつけて拭く剤には持ちの表示が月の単位のものもあり、ソフト99のレインドロップ ゴールドグロスは、ボディの撥水の持ちを約7か月(ソフト99のテストによる)と表示しています。

一方、ゼウスクリアのように空気中の水分と反応して固まる剤の持ちの表示は、年の単位です。スプレー型のシラザン50も、吹きつける形ですがこちらに入ります。

どちらが上という話ではなく、手入れの手間と持ちの考え方が違います。パッケージの持ちの表示と、その前提(定期的な手入れが要るか)を見比べてください。

塗り込み型か、スプレー型か

項目 塗り込み型(コンプリートキット NGC-FK1) スプレー型(シラザン50 NGC-QA50)
塗り方 スポンジで小さく区切って塗り、すぐ拭く クロスに吹きつけて塗り広げ、乾いたクロスで拭き上げる
塗れる所 ボディ(ゴムとガラスは不可。ホイールとマフラーにも使えるという案内) ゴム以外(ガラス・未塗装の樹脂・ホイールにも塗れる)
セットの中身 剤・脱脂剤・鉄粉取りのねんど・シャンプー・メンテナンス剤・クロス2枚・スポンジ A液とB液・硬化促進剤・専用シャンプー・クロス2枚・手袋・マスク(脱脂剤・ねんど・メンテナンス剤は入っていない)
濡らさない時間 3時間(2時間を過ぎれば、万一濡れてもよいという案内) 2時間
残った剤 開けたら保管できない 混ぜたら6時間以内(混ぜる前は、未開封で冷蔵庫に入れて約1年)

選び方の分かれ目は、塗る範囲です。ボディやホイールならどちらでも塗れて、窓ガラスまで同じ剤で塗りたいならスプレー型になります。

ホイールは、どちらの剤も、持ちを求めるならホイール用の剤をという案内つきです。

もう1つは、セットの中身です。塗り込み型は脱脂剤、鉄粉取りのねんど、手入れの剤までそろっていて、スプレー型にはこの3つが入っていません。

ゼウスクリアのコンプリートキット(NGC-FK1)とシラザン50(NGC-QA50)の中身と値段は、販売元のページで確かめられます。

キットのほかに用意するもの

スプレー型を選んだときの鉄粉取りと、拭き上げのクロスの予備になるものを2つ挙げます。

ソフト99のねんど状クリーナー ミニは100gで、鉄粉や塗装のミスト、ピッチを取るためのものです。使ったあとはワックスかコーティングをするよう、メーカーは書いています。

シュアラスターのマイクロファイバークロス S-132は約40cm角で、コーティングの余った成分の拭き取りにも使えるという案内です。2回折って4等分にすると、きれいな面を多く使えるとも書かれています。

施工したあとの洗車と手入れ

濡らさない時間を過ぎても、膜が中まで固まるには時間がかかります。完全に固まるまでは約1か月と、メーカーは案内しています。

シラザン50は、汚れたときの水洗いは施工から24時間後から、シャンプーを使う手洗いは1週間後からという案内です。

固まりきるまでの約1か月は、やわらかいマイクロファイバーのクロスでやさしく洗います。施工後の洗車についてのブログは、その間のシャンプーはできるだけ控え、使うならコーティング施工車用のものにして泡を流しきるよう書いています。

洗車機は、塗り込み型もシラザン50も、施工から1か月以降という案内です。シラザン50は、使うときは水洗いのコースを選ぶよう書いています。

コーティング剤入りや撥水成分入りのシャンプーは使わないよう、どちらの剤のよくある質問にも書かれています。

持ちの表示は、定期的な手入れが前提です。塗り込み型のキットにはメンテナンス剤が入っていて、スプレー型は専用のメンテナンス剤を別に用意します。

手入れの間隔は剤ごとに違います。シラザン50の紹介ページは約2か月に一度メンテナンス剤を塗るよう案内していて、塗り込み型はキットの説明書の目安に合わせてください。

ヘッドライトのレンズの黄ばみは、ボディのコーティングとは別の手入れです。予防と取り方はヘッドライトの黄ばみ取りの記事にまとめています。

よくある質問

新車でも、下地づくりは要りますか?

洗車と脱脂は、新車でも手順どおりに行います。手でなでてザラつきがなく、白い輪じみもなければ、鉄粉取りと水垢落としは省いて進めます。

ディーラーなどで塗ったガラスコーティングがある新車は、上の「塗る前に、ボディの3つを見る」にある手順(雨ジミのクリーナー、洗車、脱脂の順)で下地を整えてください。

重ね塗りをすると、長持ちしますか?

剤によって答えが違います。塗り込み型のよくある質問では、重ね塗りはできるものの、耐久性が伸びるといった利点は特にないという答えです。

スプレー型のシラザン50は、もう1セット使って重ねると艶と光沢の深みが増すと案内しています(汚れが付く前の施工をすすめています)。持ちが何年延びるかは書かれていません。

屋根のない駐車場でも、自分で施工できますか?

できるとメーカーは案内しています。直射日光と熱くなったボディを避け、塗ったあと2〜3時間は雨にも夜露にも濡れない時間帯を選んでください。

夕方以降は夜露が付くおそれがあると、シラザン50の紹介ページは書いています。

まとめ:ガラスコーティングを自分でやるなら、下地づくりの日を取る

ガラスコーティングを自分で施工するなら、塗る作業より先に、洗車・鉄粉・水垢・脱脂の下地づくりに時間を取ってください。

キズまで消してから塗りたいなら業者のコース、ボディの状態を自分で整えられるなら自分で塗る。この分け方で考えてみてください。

剤は、塗る範囲(ボディだけか、窓ガラスまでか)と、セットの中身で選びます。迷ったら剤の選び方の表に戻って、もう一度見比べてから選ぶのが近道です。

コンプリートキットとシラザン50のセットの中身は、販売元のページで見比べられます。

この記事で読んだ資料と確認日

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